硬式野球部2回戦 長野高校戦

 

右肩痛から復帰したエースの阿部。バッティングにも定評がある阿部の活躍に期待がかかる。

 7月9日(火)上田県営球場で本校硬式野球部の2回戦長野高校戦が行われた。
第3シードの上田西は怪我で戦線を離脱していたエースの阿部巧雅(進学2年=上田第六)が先発。その投球に注目が集まった。阿部は制球に苦しみながらも5回を5安打10奪三振無失点とし、試合を作った。阿部を継投した宮尾優豪(進学3年=屋代)も安定したピッチングで後続を抑えた。

どん底から這い上がってきた宮尾。宮尾の出来が今大会優勝への鍵となりそうだ。

 左打者が並んだ打線は、長野高校の軟投派左腕に苦しんだが、5番小林裕貴(進学3年=小諸東)、6番一ノ瀬文哉(進学3年=鼎)、7番井出恭太郎(進学3年=野沢)などの適時打で得点を重ねた。5回は無得点だったが、6回に笹原操希(進学1年=裾花)がセンター前適時打でランナーを2人還し、試合を決めた。

 ここまで長野商業、佐久長聖、松本第一とAシード校が3校姿を消す波乱の展開となった今大会。上田西の次戦の相手は、豊科高校を11-2で下し勢いに乗る飯田風越だ。本校野球部もあと5試合油断することなく目の前の試合に1つ1つ集中して挑んできてほしい。飯田風越戦は13日(土)の9時30分より上田県営球場で行われる。
(写真、文・長坂萌依子)