7月13日(土)上田県営球場で本校硬式野球部の3回戦飯田風越高校戦が行われた。上田西の先発は昨秋の北信越大会での雪辱を誓う石坂将吾(進学3年=長野北部)。しかし緊張の色が見える石坂は初回からボールが高めに浮くなど、制球が定まらず苦しい投球が続いた。立ち直ったように見えた3回には、2死から粘られ連続ヒットを許すと、飯田風越の4番信末にレフト線へのタイムリー2ベースを許してしまう。続く2死2、3塁のピンチは凌いだが、石坂はこの回で降板し、サードを守る高寺望夢(進学2年=真田)が継投した。
打線は1回裏に4番宮坂愛斗(進学3年=上田第六)の場外左越2ランホームランで先制するなど打線が爆発し、5回までに11得点を重ねた。
11-1とコールド勝ちを収めた今回の試合では機動力を生かして得点する場面もあり、どこからでも得点をとれる打線は次戦以降も相手バッテリーにとっては脅威となりうるだろう。1番の齋藤に快音が聞かれるようになればさらに得点の機会が増えると思われる。セカンド一ノ瀬文哉(進学3年=鼎)のファインプレーも飛び出すなど攻守において盤石な体制を整えつつある上田西の次戦は春の大会で苦戦した篠ノ井高校。好投手駒村から早い回から得点できる展開を作りたい。
(写真、文・長坂萌依子)